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シャルマン

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  • 株式会社シャルマン 公式ホームページ

    create excitement. Innovation that leads to the future I want to make people around the world smile create excitement. Innovation that leads to the future I want to make people around the world smile Innovation that leads to the future I want to make people around the world smile Since its founding, Charmant has placed the customer's peace of mind and happiness first. We have accumulated technological innovation and value creation. Innovate to create a better future and create new excitement We will continue to take on challenges so that we can deliver to people around the world. See details Since its founding, Charmant has Technological innovation and We have continued to create value. Innovate for a better future, A new impression In order to deliver to people around the world, We will continue to take on challenges. Brand list Company ​company information More than 90% of eyeglass frames made in Japan are produced in Sabae City, Fukui Prefecture. In 1956, Charmant started manufacturing decorative studs in Sabae City. Since then, we have evolved into a comprehensive eyeglass frame manufacturer by in-house manufacturing all the parts and surface treatment processes necessary to make finished products. Beyond the framework of the industry, we have entered overseas markets such as Europe and the United States in addition to Japan, and are selling to more than 100 countries around the world. see more News ​Notice Related site​ Medical Division Charmant Ginza Namiki Street Official online shop メガネ取扱説明書 (PDF形式) Read More Read More Read More Read More Read More Read More see the list Topics ​Charmant's efforts プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2 違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り ヒストリー 鯖江のフレームメーカー「シャルマン」の挑戦の歴史を紐解く物語 イノベーション メガネのために生まれた新素材「エクセレンスチタン」の開発にかけた技術者たちの挑戦秘話 プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2 違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り ヒストリー 鯖江のフレームメーカー「シャルマン」の挑戦の歴史を紐解く物語 イノベーション メガネのために生まれた新素材「エクセレンスチタン」の開発にかけた技術者たちの挑戦秘話 プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2 違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り ヒストリー 鯖江のフレームメーカー「シャルマン」の挑戦の歴史を紐解く物語 イノベーション メガネのために生まれた新素材「エクセレンスチタン」の開発にかけた技術者たちの挑戦秘話 プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2 違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り ヒストリー 鯖江のフレームメーカー「シャルマン」の挑戦の歴史を紐解く物語 イノベーション メガネのために生まれた新素材「エクセレンスチタン」の開発にかけた技術者たちの挑戦秘話 プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5_mini.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2、違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り history A story that unravels the history of the challenges of Sabae's frame maker "Charmant" innovation The secret story of the engineers who took on the challenge of developing the new material "Excellence Titanium" born for eyeglasses プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5_mini.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2、違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り history A story that unravels the history of the challenges of Sabae's frame maker "Charmant" innovation The secret story of the engineers who took on the challenge of developing the new material "Excellence Titanium" born for eyeglasses プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5_mini.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2、違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り history A story that unravels the history of the challenges of Sabae's frame maker "Charmant" innovation The secret story of the engineers who took on the challenge of developing the new material "Excellence Titanium" born for eyeglasses プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 Vol.2 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 Vol.2 インタビュー_TOPCS画像vol5_mini.jpg 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く i-EXECUTIVEシリーズの新コレクション「Rivolto」 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く ラ・カンパネラ エピソード2、違いを生み出すデザインルール プロモーション 井浦新が出逢う i-EXECUTIVEの世界 プロモーション 中条あやみが魅せる i-Diaryの世界 インタビュー 「シャルマン 銀座並木通り」スタッフが聞く 新作「ジュエリーフレーム」に秘めた細部への拘り history A story that unravels the history of the challenges of Sabae's frame maker "Charmant" innovation The secret story of the engineers who took on the challenge of developing the new material "Excellence Titanium" born for eyeglasses Brand List Brand introduction No posts published in this language yet Once posts are published, you’ll see them here. see the list

  • ブランド | 株式会社シャルマン

    brand TOP brand More ​ Shaman's manufacturing spirit Eyeglasses are important items that are worn in the center of the face, and are important items that add brilliance to individuality. We want to deliver even more peace of mind, joy, and excitement. In order for all people who wear glasses to have a "comfortable visual life", An innovative eyewear brand that focuses on reliable quality. house brand licensed brand Other brands

  • 会社概要 | 株式会社シャルマン

    trade name Charmant Co., Ltd. Head office location 6-1 Kawasaricho, Sabae City, Fukui Prefecture 916-8555 [access map] founding 1956 (Showa 31) Representative Director and President Masataka Honjo capital 617 million yen (as of December 2019) amount of sales 17.7 billion yen (2019) Number of employees (group total) 1,897 (569 non-consolidated) (as of 2021) Business content Product planning, development, design, manufacturing and sales of spectacle frames and sunglasses / Development, manufacture and sale of medical equipment Sales office Direct sales in 18 major countries around the world Sales base in over 100 countries through other distributors plant Main factory: Sabae City, Fukui Prefecture China factory: Dongguan City, Guangdong Province China factory: Xiamen City, Fujian Province Directly managed store Charmant Ginza Namiki Street ​ Ginza Carioca Building 1F & 2F, 5-4-8 Ginza, Chuo-ku, Tokyo 104-0061 [access map] press room ​ 〒105-0003 1-13-1 Nishi-Shimbashi, Minato-ku, Tokyo DLX Building 11th floor [access map] Design and marketing base Tokyo/Milan/Paris/New York/Hong Kong/Fukui/Shanghai/Munich After-sales service Fukui 6-8 Kawasaricho, Sabae City, Fukui Prefecture 916-0088 Group company USA: CHARMANT USA INC. France: CHARMANT France SARL Germany: CHARMANT GmbH Europe United Kingdom: CHARMANT UK Co., Ltd. Hong Kong: CHARMANT (HK) Co., Ltd. China: CHARMANT China Co., Ltd. South Korea: CHARMANT Korea Co., Ltd. Singapore: SIN KWANG Optical (S) Pte.Ltd. Malaysia: SIN KWANG Marketing (M) Sdn.Bhd. Indonesia: NUSANTARA Enterprise Pte.Ltd. Company Profile TOP About us Company Profile More top message Business introduction history see more Company Profile

  • シャルマン物語03 | 株式会社シャルマン

    TOP シャルマン物語 More ​メディカル事業への挑戦 シャルマンのメガネフレームは、およそ600種類に上る。それらすべてが、エクセレンスチタン製というわけではなく、様々な特性のあるチタンの使い分けや他の素材との組み合わせでつくられている。それもこれも先の研究開発の賜物であるが、そのチタンと接合技術、精密加工技術を駆使して、メガネ屋が新たな分野に乗り出した。 医療機器の製造である。 「掛け心地」と金属アレルギーを考えてのチタン開発であったが、チタンは、軽量で強靭でいて、さらに「非磁気性」であり、耐食性にも優れていることから、医療機器にはうってつけの素材であった。 大きく分けただけでも5種類以上あるチタン材に加えて、ステンレスなど他の金属の特性も熟知している。そのうえ、金型や治具をつくること、また専用機などを内製化できるシャルマンだけに、これまでになかった、用途に応じた「使い勝手」に長けた道具を素材の組み合わせと、その接合によって可能にしたのだ。 さらに超精密加工と表面処理の技術により、例えば、血管の手術や脳の手術など、微細でありながら正確に機能を果たし、他所を傷つけない道具をつくり得た。 これまでの既成の医療機器メーカーが持ち合わせない様々なスキルをシャルマンは持っていたのだ。 とはいえ……只々無謀である…… 耳にかけ、鼻にのせるメガネとあまりにも違いすぎる。だが、確かな勝算も担保もなく開発に着手をした。 まずは、教えを乞うこと。日本屈指の眼科手術医に相談を持ちかけた。そして、試行錯誤の結果、十分に満足のいく機器を完成させた。 手術機器は、各々の医師自身の手、指の感覚がスムーズに伝わることが、なによりも求められる。また、繊細な手術だけに手術時間も長い。だから、好みの感触に合わせられ、それで軽量でなくてはならない。 やはりチタンが最も適していた。が……メガネづくりのノウハウでは克服できない重要な部品があった。刃である。ことにハサミであった。開発をはじめて1年半が過ぎても、各分野の手術医から納得のいく評価がもらえないでいた。そこで、国内外で定評のある理・美容のハサミメーカーに押しかけて、仕上げをお願いしたところ、あっさりと断られた。 しかし、「ハサミとハサミをつくるための理論は教える」といってもらえ、都合数十時間の教えを受け、刃物とハサミを知ることが出来た。 さらに、福井には7百年の伝統を誇る「越前打刃物」があり、そこの材料メーカーからハサミに適している特殊鋼を手に入れることが出来た。知識と材、ここまでそろえば……最新のNC工作機やレーザ溶接によって、素材特性を見極め、適材適所に4種類の素材を接合して、超高機能なハサミをつくりあげた。早速、ハサミを脳外科の手術医に見せたところ、その病院のハサミがシャルマン製となった。さらに噂は広まり、世界的にも有名な「神の手」と呼ばれる脳外科医から、130種類にも及ぶ、すべての手術機器の注文を受けるに至ったのだ。 これは零細下請け町工場の根性物語ではない。 本質を知ること…… 道具には何が必要なのか? その根元に対して、何よりも「知識」を乞うこと。商いの上でも、技術の面でもである。 そして…… 何が不足しているのか? 何を持ち合わせているのか? それらを整え、複合、応用、転用して試行錯誤する。小手先ではなく、様々な積み重ねによってモノをつくる。それがメイドイン・日本なのだ。そう信じ我々はモノづくりに努めている。 縫合用スリム持針器 チタン材を使うことにより軽量で耐食性に優れ、高い生体適合性を持つ持針器。非磁性のチタンであるから、針などほかの機器への干渉がなく、操作性に優れている。異なる3種類のチタン合金をレーザ接合によりー体化することにより、優れた操作性と機能性を実現。各チタン、素材の特性を知り、接合技術があるシャルマンならではの機器である。 メディカル事業部の歩み 2009年(平成21) 眼科用鋼製器具の開発スタート 2011年(平成23) メディカル事業部創設 医療機器製造業許可証取得 第三種医療機器製造販売業許可証取得 2012年(平成24) 眼科医療器具の販売開始 2013年(平成25) 脳神経外科医療器具の販売開始 2014年(平成26) IS0 13485:2003認証取得 血管外科医療器具の販売開始 消化器外科医療器具の販売開始 グッドデザイン賞 金賞 受賞(脳外科マイクロ剪刃) 2016年(平成28) 第二種医療機器製造販売業許可証取得 科学技術振興機構 第41回 井上春重賞 受賞 2016年(平成28) 第二種医療機器製造販売業許可証取得 科学技術振興機構 第41回 井上春重賞 受賞 < 前のページへ 刃先の仕上げは、双眼拡大鏡を覗きながら、一本ずつ手で砥ぐ マイクロ剪刃(直・鈍) 先端部に非磁性かつ耐食性に強く、通常のステンレスよりも硬度が30%アップした高硬度特殊合金を採用。合金には特殊な加工を施し、耐久性を向上させたことで、切れ味が長く持続する。2種類の異なる素材を接合し、剪刃に求められる機能性と操作性を確保。 前嚢破除鑷子 医療機器に求められる性質、特性をもつチタン材を使った鑷子。レーザ微細接合をはじめ、刃先部の超精密加工やプレス技術を駆使した、シャルマンならではの技術が詰め込まれた逸品。微細な先端のズレを防止する工夫があり、把持しやすい構造。人間工学に基づいたデザインにより高い操作性と機能性を実現。 操作に合わせた先端位置調節機構付 レンチクル鑷子 半世紀以上の時をかけて蓄積、育んできたシャルマンの金属加工・超微細加工技術があればこそつくり得たひとつ。 ​白鳳堂について 白鳳堂は、約200年の間、筆づくりの歴史を持つ広島県・熊野町で創業し、化粧筆などを展開している日本の企業。 伝統技術を応用した工程の細分化と道具化により、月産約50万本にのぼる筆をすべて、広島県内の自社工場にて生産している。機械化するのではなく、ぬくもりある「人の手」により、良質な道具である筆を日々安定して作り上げている。 「第一回日本ものづくり大賞内閣総理大臣賞」を受賞。 「ふでばこ」は、白鳳堂が発行する道具の文化を考える本である。 ​ 株式会社 白鳳堂​ホームページ https://hakuho-do.co.jp/index.html

  • シャルマン物語 | 株式会社シャルマン

    株式会社 白鳳堂 「ふでばこ 39号」掲載 メガネフレームメーカーの挑戦 ​シャルマン物語 メガネフレームメーカーの挑戦 ​ シャルマン物語 TOP シャルマン物語 More ​プロローグ 国産メガネフレームのおよそ9割をつくる街・福井県鯖江市。 メガネフレームも日本の他の産地製品によく見られる、分業体制が確立されていて、量産が可能となっている。 各部品のエキスパート工場が、高品質なうえでの量産ノウハウを持っている。 しかし、その分業体制が主流のメガネ産地にて高度な技術を駆使した一貫体制で、 まさにメイドイン・日本の本質でモノづくりをする会社がある。 株式会社シャルマン。 メガネのごく小さな部品をつくる工場から、今や世界のメガネフレームの高級市場を席巻する「メーカー」となった。 さらに、メガネづくりで蓄積された技術と新素材を応用、駆使して、異分野への参入を果たし、技術力を知らしめた。 その気概にあふれるメーカーの物語。 1956(昭和31)年。 当時のメガネフレームはセルロイド製であったために、メガネの枠(フロント)と、いわゆる弦(テンプル)をつなぐ蝶番は、長さ1センチ足らずのリベット鋲で留められていた。その鋲を製造する「堀川製作所」が福井県鯖江市に誕生する。堀川製作所は、現シャルマン会長・堀川馨さんの実兄が創業、経営しており、そのため、現会長の堀川さんは、大学卒業の後、当時、華やかなりし繊維商社に勤めていた。 しかし、勤めて三年目の1961(昭和36)年。実兄が体調を崩したために急きょ、堀川製作所を引き継ぐことになった。 当時(現代でも根強いが……)の鯖江の分業体制の世界にどっぷりとつかっていると、とにかく注文をこなすことが仕事であり、世の中のことや自身の将来など深く考えることもなかった。というよりも、考えてもいかんともしがたい事だらけであり、とにかく我武者羅に仕事をこなせば、かろうじて暮らしていけた。 しかし、外界を知る堀川さんにとっては、夢や希望がわくことのない単純でしかも劣悪な労働であった。当時の「堀川製作所」は、十数人の従業員とともに朝7時から夕方6時まで働き、休日は毎月1日と15日の二日だけであった。それでいて月商はわずか67万円であった。 東京タワーが完成し、新幹線、高速道路、そして東京オリンピックを迎えるころの日本の生産現場は、戦前と何も違いがなかった。しかし、こうした働きにより、戦後復興と高度経済成長を手にすることが出来たのも事実であった。 堀川 馨 (ほりかわ かおる) 1934(昭和9)年 福井県福井市生まれ 1959(昭和34)年 滋賀大学経済学部卒業 1995(平成7)年 シャルマングループ会長就任 2023(令和5)年 ​シャルマングループ 取締役名誉会長就任 リベット鋲 ​旧工場社屋 1967(昭和42)年の堀川製作所 プレス作業 ただ、世の中の町工場がそうであっても、時代のめまぐるしい変化と市場の多様化を目の当たりにし、生き馬の目を抜く商売を繊維商社でこなしてきた堀川さんにとっては、歯がゆいことばかりで、産地での暗黙のおきて(後述)など知ったことではなく、部品屋でありながら、地元間屋を飛び越えて営業を始めたのだ。 当時は、高級品製造の東京、輸出用低価格品の量産をする大阪、そしてどちら付かずの福井が日本のメガネフレームの三大生産地であった。 堀川さんは、まず、東京に営業を仕掛けた。そこで得たモノとは…… 東京の高級品の市場では「他にないモノ」「美しいモノ」が求められていることを知る。 これまで福井で1つ1円だった鋲の表に金を張るだけで、東京では5円になったのだ。高級市場では、そうしたものが求められていた。 そして、高度経済成長の兆しにより、東京のメガネ市場は大忙しであり、それまでの部品生産の体制では賄い切れない忙しさであった。そのため、田舎産地での生産は、東京の業者にとっても好都合であった。さらに、福井の5倍の価格の鋲も、東京ではそれでも1割安い金額であり、それを安定供給の約束をしたわけだから双方に実があった。 そしてさらに、セルロイド製のテンプルの中に入れる芯金をつくることも東京市場を知って決めた。どちらも福井のメーカーからの発注数とは比べ物にならない数である。 この後、大量輸出を手掛ける大阪にも営業を仕掛け、安定・多量な供給に応えられる会社へと導き、1968(昭和43)年に堀川製作所は法人化を果たした。 しかし、工場の規模と利益こそ増したが、まだまだ一介の部品屋にすぎなかった。部品屋の限界…… 鯖江のシャルマン本社屋(左)と 本社工場(右) ​堀川製作所時代のコンテナは、 今も現役で活躍中 当時のセルロイド製メガネに無くてはならない鋲と芯金であったが、メガネフレームは、流行の変化で金属フレームいわゆる「銀縁メガネ」へと移っていった。 主力商品の鋲と芯金が不要な時代になったのだ。しかし、堀川製作所にとって千載一遇のチャンスとなった。 鋲も芯金も金属であり、これらの製造のための金属加工技術は十分に持ち合わせていた。メーカーからの注文がなく、社員全員で一日、工場の敷地の草むしりをする日々もあった部品屋が、オール金属であれば、製造メーカーになれるチャンスであった。 だが、先の「産地のおきて」がある。​ なんといっても、地元のメーカーがこれまで堀川製作所を養ってきたようなもので、それが、東京や大阪の産地問屋に直接商品を出荷することは、不義理(裏切り)な行為なのだ。そこで考えたのは、問屋通しの商いをやめて、直接小売店に売ることにした。それでも「堀川製作所」が直販をするのでは、これまた義理を欠くことになる。 ​ ならばと、1975(昭和50)年。 製造・販売メーカーとしての新会社「シャルマン眼鏡」を設立した。幸いにも堀川製作所には、堀川さんの兄が仕事に復帰していたため、会社を託し、新会社で販売に専念することにした。 堀川製作所から数人のエンジニアを連れ立っての新会社だが、肝心の「営業」がそれまでの部品屋には存在しない。そこで元商社マンの堀川さんは…… 「メガネのことを何も知らない者」を営業マンとして募集した。自分たちでつくった商品。メガネを愛情と誠意、責任をもって販売するだけ。もしかすると、そんな当たり前な心が産地に長らく浸かっていると麻痺するのかもしれない。そう堀川さんは考えていたのだろう。 この後からはじまる、海外現地法人の設立にあたっても、同じようなスタッフ教育がされた。 そして、なによりもお客への対応とその速さを重視した。このお客とは、小売店であり、ひいては消費者である。 視力を矯正するのがメガネの役割。そのメガネが壊れてしまったのでは、生活に支障をきたす。しかし、小売店にとって来客数の多い、土、日曜日や祝祭日は、メーカーも間屋も休みなのだ。それでは小売店も来店したお客も困ってしまう。そこで、独自のカスタマーサービスを充実させ、年末年始5日間を除く360日、小売店からの問い合わせに応じるようにした。 また、メガネは多品種で、サイズや色など種類も多い。そのため、在庫は小売店の負担であった。その負担を減らし、それでいてお客の好みに合うものを提供できるようにと、商品をシャルマンから各々の小売店に即納する体制をつくり、修理依頼などにも迅速に対応した。サービスを開始しておよそ1年。北海道から沖縄まで全国津々浦々に直販体制(サービスネットワーク)が出来たことによって、「革新的」新参者のシャルマンを認めさせることが出来たのだ。 そして2010(平成22)年。堀川製作所と合併をして、現在のメガネフレームメーカー・株式会社シャルマンが誕生した。 ​株式会社シャルマンの誕生 基礎技術と精密加工技術 金属加工の中でも基礎となる「金型」の製造に定評のあるシャルマンには、他メーカーからの依頼も多く、また、表面処理・加工の技術も群を抜く 360日対応のカスタマーセンター カスタマーセンターは、小売店にとってありがたい存在である一方、シャルマンにとっても、直接の受注は、市場動向の掌握ができ、修理の受け付けは、修理箇所の把握と解決策を今後の商品開発に生かせるメリットがある 次のページへ >

  • お問い合せ | 株式会社シャルマン

    Contact Us TOP Contact Us More name mail address telephone number Content of inquiry Inquiry item Send ​*We strive to respond quickly, but depending on the content of your inquiry, it may take some time or we may not be able to respond. Also, please note that we may contact you by methods other than e-mail. ​ *When inquiring about stores that carry this product, please be sure to specify the brand you want and the region you live in. ​ *Responses from this contact are addressed to individual customers. Please refrain from diverting part or all of the email or making secondary use of it. ​ ​A request for customers who have domain settings (rejection settings) If you have configured your mobile device domain settings (reception rejection settings), you will not be able to receive our emails. Please cancel the domain rejection or add our domain charmant.co.jp to the receiving list. ​Customers using a personal computer may also be unable to receive e-mails sent from us due to the settings of their e-mail software, etc. ​In that case, it is necessary to set the reception permission of the mail software you are using, so please check the mail setting method. In addition, it may go into the spam folder, so please check it. Reception hours: Mon-Fri/10:00-17:00 Customer service strives to respond quickly, but please note that depending on the content of your inquiry, it may take some time to respond and we may contact you back. *Call charges will be borne by the customer. 050-3852-2283 ​Click here if you cannot connect from a toll-free number such as a mobile phone ​Charmant Customer Service 0120-480-828 Inquiries by phone ​ *Toll-free numbers cannot be used from mobile phones.

  • パーパス | 株式会社シャルマン

    ​ Purpose = Purpose of existence create excitement Innovation leading to the future ​I want to make people around the world smile Since its founding, Charmant has been striving to create technological innovation and value, while putting the peace of mind and satisfaction of our customers first. We have grown into a global company that delivers products that people love to use around the world, centering on "Line Art Charmant", which was born by pursuing what comfort is and creating the best materials and technology. ​ What we look ahead to in manufacturing is the "impression and smiles" of everyone. ​ In order to protect that precious smile, it is important to take steps toward a sustainable society. Charmant, which is active on a global scale, is committed to addressing this issue with sincerity. We will continue to take on challenges so that we can create innovations that lead to a better future and deliver new excitement to people around the world. Since its founding, Charmant has placed the customer's peace of mind and happiness first. We have accumulated technological innovation and value creation. It was born by pursuing what comfort is and creating the optimal materials and technology. Mainly on "Line Art Charmant", products that you can use regularly We have grown as a global company that delivers products all over the world. ​ What we look beyond manufacturing is Everyone's "impression and smile". ​ In order to protect that precious smile, it is important to take steps toward a sustainable society. Charmant, which is active on a global scale, is committed to addressing this issue with sincerity. And we will bring about innovation that leads to a better future, and create new excitement. We will continue to take on challenges so that we can deliver to people around the world. ​ Mission = Mission to be done INNOVATION [ Innovation ] Charmant's history has always been about innovation. We continue our research and development with the goal of innovation to protect our customers' daily lives and future. see more CO-CREATION [Co-creation] We will continue to collaborate and co-create with the world while forming a global network in order to create new value that will be required in the coming era. see more Sustainability [ sustainability ] We position H (Human) and ESG (Environment, Society, and Governance) as important perspectives in all corporate activities, and will actively work on them. see more TOP About us Purpose More

  • Co-creation | 株式会社シャルマン

    CO-CREATION [Co-creation] Creating new value through co-creation with the world Charmant's strength lies in its global network, which sells directly to 18 major countries around the world and expands its sales channels to more than 100 countries through distributors. Each group company collects and analyzes market information from multiple perspectives, which leads to the development of new products that meet diverse market needs. In addition, we are building a solid foundation with our business partners in each area, and we are striving every day to deliver safe and secure products to end users. CO-CREATION [Co-creation] Sabae Headquarters/Headquarters Factory Charmant Ginza Namiki Street Charmant UK (London) Charmant France (Paris) Charmant EU (Munich) Charmant USA (New Jersey) Shinkan Optical (Singapore, Malaysia, Indonesia) Charmin Factory (Xiamen, China) Charmant Hong Kong CharmantKorea (Seoul) Alistar Factory (Dongguan City, China) Charmin Factory (Xiamen, China) Charmant China (Shanghai) TOP About us Purpose Mission Co-creation More In R&D, we collaborate with multiple external research institutes and conduct joint research and development.To date, we have developed "Excellence Titanium" with the Institute for Materials Research, Tohoku University, and We have created state-of-the-art technologies for manufacturing eyeglass frames, such as laser micro-joining technology. We will continue to collaborate and co-create with the world while forming further networks in order to create new value that will be required in the coming era.

  • 事業紹介 | 株式会社シャルマン

    Business introduction TOP About us Business introduction More eyeglass frame business Charmant was established in 1956 as a manufacturer of eyeglass frame parts. Since then, we have evolved into a comprehensive spectacle frame manufacturer with an integrated production system in which all the processes necessary to make finished products are done in-house. In addition, we have built our own sales network that connects us to more than 100 countries. With group companies in major countries around the world, we are leading the industry as a leading integrated manufacturing and sales company. We manufacture and sell high-quality eyeglass frames and sunglasses that match a variety of markets and user groups under both our own brands and licenses. “Line Art Charmant”, which has been launched to the world through years of research into comfort and the development of unique technology, is our flagship brand that achieves ideal comfort. Medical business As a new business, we entered the medical field in 2012. We manufacture precision medical steel accessories used in surgeries, making full use of our metal processing technology, including titanium, and development know-how that pursues functionality and sensibility, which we have cultivated through the manufacture of eyeglass frames. We received the 1st MEDTEC Innovation Grand Prize Excellence Award for our "titanium microfabrication technology" in recognition of our attitude of challenging the manufacturing of medical equipment from other industries. Instruments that are highly operable and reduce the burden on surgeons will lead to the development of "minimally invasive treatments" that place less burden on not only the surgeon but also the patient. Charmant will contribute to the happiness of mankind and the development of local communities through the innovation of original medical technology. ​ > Medical Division dedicated site top message Company Profile history

  • 採用情報 | 株式会社シャルマン

    entry site Enter here! ​Participated in company visit Please visit our company to deepen your understanding. ​ Submission of entry sheet Download the entry sheet "Face Note" and fill in the necessary information. ​ primary selection Selection by face note, aptitude test secondary selection HR interview ​Tertiary selection (Executive interview, Fukui head office) ​Adoption offer ​ Recruitment information TOP Recruitment information More New graduate recruitment The process from entry to adoption is as follows. If you are interested in the Charmant Group, please make an entry. Career recruitment If you would like to work for us, please contact us at the address below. Send name mail address telephone number Content of inquiry ​ Charmant Group Recruitment Team ​6-1 Sakimachi, Sabae City, Fukui Prefecture 916-8555 TEL: 0778-52-4141

  • サイトポリシー | 株式会社シャルマン

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  • シャルマン物語02 | 株式会社シャルマン

    TOP シャルマン物語 More ​掛け心地とデザインへのあくなき追及 さて、素人営業で立上ったシャルマンであるが、肝心なのは、なんといっても商品・メガネである。お尻でメガネを踏んで「その強度、さすがメイドイン・ジャパン」などというCFは、日本のモノづくりを愚弄したコメントで、壊れないことが、メイドイン・日本の本質ではない。この日まで、半世紀以上にわたり、金属加工で生計を立て、メガネと取っ組み合ってきた者たちにとっては、片腹の痛いフレーズである。 メガネの「品質」とはなにか……エンジニアではない堀川さん。だからこそ、無理難題など関係なく、とことん「メガネ」を突き詰めた。強度は大前提として、そのうえで「掛け心地」を追求した。そのために、産業技術総合研究所の「デジタルヒューマン研究ラボ」と8年かけて、人種別におよそ一千人の頭の骨格を測定、研究した。また、世界での販売も視野に様々な人種についても研究をした。 そのデータを基に骨格のモデルをつくり、メガネをかけたときに、どういう圧力がどのようにかかるのかを解析するシステムを自社開発した。左右のテンプルがどれほどの強さで耳にかかるのが一番心地よく、また、ズレや落下が防げるかを知ったのだ(右下の写真は、製造ロットごとに抜き打ちで行う、締め付け具合の測定)。 こうした「掛け心地」の追及により、日本国内はもとより、1980(昭和55)年からアジアヘの輸出がはじまる。当時のアジア市場は、欧州製が席巻していたが、日本人に近いアジア人の骨格にはやはりシャルマン製が合い、高温多湿な気候では、欧州のメッキははがれたり錆を起こしていたが、シャルマンのそれはまるで違っていたため、順調に市場を得ていった。 そして、もう一つがデザイン。 シャルマンには、リベット鋲の金張りの技術があり、先の通り、金属フレームのメッキ技術は折り紙つきであった。しかし、セルロイドやべっ甲といったフレームに銀縁、せいぜい金縁メガネでは、ファッションどころか、「矯正器具」の域を出ない。しかも、すでに当時は、欧州からカラフルでデザインに富んだものが多く日本に輸入されていた。 そんなある日。ドイツに優れた塗装技術がある……それを耳にした堀川さんは、その技術導入を役員会に諮った……が…… 却下される。そこで、単身ドイツに渡り、個人資金で1億円を超える塗装技術と機械を買い付けてきた。それほど、これからの世の中「デザイン」は重要だと考えたのだ。 「掛け心地」と「デザイン」。2つの要素は異なるように見えるが、実際に使う者にとって、どちらも「満足」のための重要な要素なのだ。 そして、この2つの徹底追及により、シャルマンは次のステージに立つことになる。 一般的な金属フレームの時代が去り、流行は「形状記憶」なる金属であった。しかし、脱着や衝撃など想像以上に過酷に使われるメガネにおいては、どうしても金属疲労やゆがみが出てきてしまう。 そこで登場したのが「チタン」であった。軽量でいて強靭という夢のような金属であるが、いかんせん加工が困難な素材であった。 ​ そんなある日。ドイツに優れた塗装技術がある……それを耳にした堀川さんは、その技術導入を役員会に諮った……が…… 却下される。そこで、単身ドイツに渡り、個人資金で1億円を超える塗装技術と機械を買い付けてきた。それほど、これからの世の中「デザイン」は重要だと考えたのだ。 「掛け心地」と「デザイン」。2つの要素は異なるように見えるが、実際に使う者にとって、どちらも「満足」のための重要な要素なのだ。 そして、この2つの徹底追及により、シャルマンは次のステージに立つことになる。 一般的な金属フレームの時代が去り、流行は「形状記憶」なる金属であった。しかし、脱着や衝撃など想像以上に過酷に使われるメガネにおいては、どうしても金属疲労やゆがみが出てきてしまう。 そこで登場したのが「チタン」であった。軽量でいて強靭という夢のような金属であるが、いかんせん加工が困難な素材であった。 ​日本のメガネと鯖江 Heading 6 宣教師フランシスコ・ザビエルが大内義隆氏にメガネを献上 現存する最古のメガネは、室町幕府12代将軍・足利義晴のメガネ Heading 6 長崎で初めてメガネがつくられる(べっ甲や水牛角など) Heading 6 京都・大坂・江戸などの都市部でメガネが広く販売される Heading 6 ウィーン万博でメガネづくりを学んだ朝倉松五郎(東京)がレンズ研磨 技術と機械を持ち帰り、国産のメガネづくりが普及 Heading 6 増永五左衛門が東京・大阪から職人を招き、農閑期の農家の副業としてメガネフレームを現・福井市で製造をはじめる 「帳場」と呼ばれる製造工程を細分化しての生産体制を確立 Heading 6 高度経済成長下での需要増で鯖江は一大成長を遂げる しかし、平成28年6月の調査で、鯖江のメガネは、事業所数は、 ピーク時(1983年)の51%となる453事業所、出荷額は、ピーク時(1992年)の34%となる776億円となった 次のページへ > < 前のページへ ​メガネに最適なチタン素材の開発 ​そして、ラインアート シャルマン発売へ 「チタン」といっても様々な種類があるが、鋼鉄以上の強度を持ちながら、質量は55%と軽く、アルミの2倍の強度があるため金属疲労に強い金属である。また、酸などに対する耐食性に優れているため、航空機や潜水艦にも使われる金属である。 そんな大げさな金属がメガネに?と思うが、人体にとっては、人工関節にも使われるほど、「金属アレルギー」を起こさない素材なのである。しかし、軽くて、強靭でしなやか、柔軟性に富んではいるものの、目指す「掛け心地」の満足を持続させるための「形状記憶」の性質はそれまでのチタン材にはなかった。 メガネに最適な「形状記憶」チタン材の自社開発がはじまった。開発担当の社員をアメリカの大学に2年間通わせてまでの挑戦であったが、叶わなかった。 そんな折、東北大学金属材料研究所が新たな超弾性合金の開発を進めているという情報が飛び込んだ。 すぐにシャルマンの開発担当者を派遣して、共同研究がはじまった。そして、世界初のニッケルフリーの形状記憶チタン合金「エクセレンスチタン」の開発に成功した。研究をはじめ足かけ8年、2009(平成21)年のことであった。 新素材の開発と時を同じくして、新たな溶接技術の開発もはじまった。 従来のメガネは、いくらスポットロウ付けをしたとしても、溶接個所には熱の影響が残る。 繊細なメガネにとって、これまでの接合技術では、美しさの表現に限界があったし、何より同時進行で開発中の新素材の接合にも支障をきたすのであった。 そこで、福井県が進める産・学・官の連携事業に賛同をして、ふくい産業支援センターと大阪大学と共同で、レーザ溶接技術(レーザ光線により、接合させる部材を溶かしてくっつける)の開発がスタートする。 ここにも専門の技術系の社員を派遣し、およそ5年の歳月をかけて、レーザによる微細接合技術の開発に成功した。 この技術が生まれなくては、エクセレンスチタンの性能が十分に発揮されることがなかったかもしれない。 そもそもチタンは、溶接することが厄介な金属で、溶接時の加熱により、材料が大気中の酸素や窒素、水素と反応し、溶接部が脆化する問題があった。しかし、開発した新たな技術を使えば、今までにない形状やデザインをメガネに織り込むことが出来るのだ。 ただ、ここまでの研究開発にかける時間、労力、資金もスゴイが、シャルマンのすごさは、これら技術と知識を最大限に発揮し、目指すメガネをつくるということだ。 つまり、世の中にないものを手に入れたわけであるから、そこからモノをつくり出すということは、メガネを製造する機械を一からつくることが必要だ。ただ、つくるためには、素材の特性や様々なデータが必要であり、品質を担保する試作やテストが繰り返されて初めて、製造機械が出来るのだ。 ​ ただ、ここまでの研究開発にかける時間、労力、資金もスゴイが、シャルマンのすごさは、これら技術と知識を最大限に発揮し、目指すメガネをつくるということだ。 つまり、世の中にないものを手に入れたわけであるから、そこからモノをつくり出すということは、メガネを製造する機械を一からつくることが必要だ。ただ、つくるためには、素材の特性や様々なデータが必要であり、品質を担保する試作やテストが繰り返されて初めて、製造機械が出来るのだ。 シャルマンの代表シリーズであり、2019年に発売10周年を迎えた、人気の「ラインアート シャルマン」シリーズ(下部:女性用)のラインナップ。このシリーズのテンプルに見られるように、細いエクセレンスチタンの組み合わせによる立体的(3D)なデザインは、これまでの金属や樹脂では、強度面からも叶えられなかったものだ。その斬新なデザインは、開発された新素材と新技術によってそれを可能にしたのだ。もちろんそこには、シャルマンの一丁目一番地の哲学「掛け心地」を最重視して、デザインが起こされた。 その掛け心地をいえば、棒や板状のテンプルでは、その素材の弾性に委ねることになるが、こうした立体構造にすることによって、材料だけでは補えない、しなやかさ、やわらかさを持たせる ことが出来るのだ。 2009年に発売されたラインアート シャルマン第一号、XL1000。繊細なエクセレンスチタンのワイヤーを複数のアーチで組み合わせ、かつてない掛け心地で多くの方々を魅了している。 未知の素材をシャルマンが目指す製品に落とし込む。先の製造機械の開発と同様に、デザインと強度・構造設計とのバランスを計りながら素材特性を最大限に生かす商品開発がはじまった。 さらに、美術・工芸品をつくるわけではないから、生産ラインの構築や、そのためのノウハウを合体させ、数をつくらなくては、すべてが「宝の持ち腐れ」となってしまう。 その結果、機能を持ったデザイン、が完成した。これがシャルマンのメガネであり、真の技術力であった。そしてその力は、更なる分野へ発展していくこととなった。 「ラインアート シャルマン」シリーズ(レディース)のテンプルデザイン 鯖江のメガネづくりの分業体制は 金型→部品→組立→研磨→表面処理→仕上 と分けられている。もちろん一工程1社ではなく、多くの部品によって出来るメガネだから、その種類だけの工程が必要となる。自社工場で一貫生産するシャルマンは、これら200工程以上といわれる作業を全て行っている。地場の分業体制と最も違うことは、各工程ごとにしっかりと検品が行われ、問題があれば工程をさかのぼり、あるいは、他のロットも調べるという徹底ぶりである。それもあり、製造ラインこそ省人化されているが、とにかく製品に関わる人の数は多い。 しかし、こうであってこそ「品質」が保てるのだ レーザ微細接合を行う機械

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